行間、行の高さを設定するには、CSSの line-heightプロパティを使用します。値には数値を設定しますが、単位なしが一般的です。
line-height は、テキストの上下に余白を設定するプロパティであり、(値 - フォントサイズ) / 2 が片方の余白の大きさとなります。単位なし数値を設定した場合、フォントサイズとの比率となります。
1 2 3 | <p class="l10">行の高さ1<br>行の高さ1</p> <p class="l15">行の高さ1.5<br>行の高さ1.5</p> <p class="l20">行の高さ2<br>行の高さ2</p> |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | .l10 { line-height: 1; } .l15 { line-height: 1.5; } .l20 { line-height: 2; } |
上の例のように、値として1を設定すると、行の高さはフォントサイズと同じになるので、行の間隔はゼロとなります。
1.5の場合は、フォントサイズが16pxの場合、(16 × 1.5 - 16) /2 = 4 となるので、テキストの上下に 4px ずつ、余白が設定されます。
2を設定すると、行と行の間に、1行分の余白が設定されます。
1.5を設定した場合の余白のイメージは、以下のようになります。青色の部分が余白であり、line-height は、青色と灰色の高さを合わせたものとなっています。