1Kと言っても、6畳の1Kや12畳以上の1Kがあったりと様々ですが、基本的には、家具を減らすなどしても狭く圧迫感を感じやすいですし、家具を増やしたりなどすると、すぐに倉庫や物置のようになってしまいます。
以下の写真は、8畳弱の1Kで一人暮らしをし始めた頃の写真です。
以下の写真は、ほぼ同じ広さの部屋で同棲していた頃の部屋の写真です。引っ越し直前の写真なので、段ボールなどが積まれていますが、普通に生活していた頃と同じような雰囲気かなと思います。
一人暮らしであれば、8畳は普通かなという広さであり、物を増やし過ぎなければ快適に過ごせますが、同棲になり、私物の量が増えたり、家具も大きくなったりすると途端に狭く、圧迫感が増していきます。
ちなみに、上の写真のから荷物をほぼ全て取り除くと、以下の写真のようになります(1つ上の写真と同じ部屋です)。
荷物が何もない状態だと、なんとか住めるかな?と思いがちですが、二人分の家具などを配置すると、最低でも部屋の半分くらいが家具で埋まるでしょうから、動ける範囲が狭く、窮屈に感じられます。
そのため、1Kで二人で住むのは、余程の事情がない限り一時的なものとしておき、短期間で1LDKなどへ引っ越すことをオススメします。
上の写真は、東京で同棲していた頃の部屋のキッチンです。
札幌で、ルームシェア可能な1Kを探すと、1LDKなどと変わらない広さの流し、コンロがあることが多いようなのですが、東京で探すと、上の写真のように狭いキッチンが多いようです。
縦に2つ並んだコンロは非常に使いにくいですし、なんといっても流しが狭すぎました。流しが狭いと、特に大きな鍋やフライパンを洗うのが大変です。
家で食べることが多いのであれば、コンロは斜めに2つ、流しは上の写真の2倍の幅のものがあると良いでしょう。また、部屋を選ぶ際には、具材を切るスペースがしっかりあることも確認しておきましょう。
まな板を置けない程に狭いと、具材を台所ではなく、別のとこで切る羽目になるかもしれません。
上の写真は、居間から廊下、玄関の方を撮ったものであり、左側に台所、冷蔵庫置き場、奥に洗濯機置き場、右側に浴室やトイレの入り口があります。
色んな形の1Kがありますが、基本的には、上の写真のように、廊下がキッチンになっているような1Kが多いかと思います。
この不便な部分は、台所のすぐ近くに電子レンジなどを置くことができないため、電子レンジを居間に置く必要があることです。冷蔵庫置き場がない1Kであれば、居間に冷蔵庫を置く必要があります。
そうなると、居間はベッドやテーブルを置くだけではなくなるので、更に狭くなってしまいます。
1Kだからと言う理由でストレスが溜まるかは人によりますし、部屋の広さ、家具の多さでも変わってきますが、1Kは出来るだけ家具、私物を減らす必要があるため、それでストレスに感じることはありました。
部屋が狭いので、ゆったりとしたテーブルは置けませんし、歩ける範囲も狭いですし、部屋は物置のようだったのでストレスが大きかったかもしれません。現在は1LDKに住んでおり、1Kと比較すると、良い意味で生活感が出ているので快適です。
また、壁との距離が近くなりがちなので、それがストレスの原因の1つでもありました。
互いに私物が少なく、ミニマリストに近いような考えであれば1Kで同棲、二人暮らしも苦痛ではないかもしれませんが、多くの場合、多少なりともストレスが増すと思います。
1Kに住んでいた頃と、現在の1LDKでの生活とでは、喧嘩の頻度はほとんど変わってないように思います。
1Kは狭いですし、自由度に欠けるので不便を感じやすいですが、私たちの場合、それが気にならなくなるくらい価値観に差があり、それが原因でよく喧嘩していたので、1Kだから喧嘩が増えるとは言えないかなと思います。
ただ、どちらかの私物が多かったり、私物をどんどん増やしたり、家具を増やしたりすれば、すぐに喧嘩になるかもしれません。
メリットは家賃が安いことだけですが、これは家賃が全体的に高い東京かその周辺だけに限ったことかもしれません。例えば、札幌のように家賃が全体的に安い場所であるなら、1Kと1LDKとの家賃の差は月々1〜2万円程度です。
家賃を二人で半々ずつ支払うなら、月々5千円〜1万円アップさせるだけで十分に広い1LDKに住めます。
このような場合、わざわざ1Kを選ぶメリットは何もありません。
よく、1Kは狭いので、自然と相手との距離が近くなり、親密感が増すなどと書かれていることがありますが、1LDKや2LDKでも、常にリビングで一緒に過ごすようにすれば同じことです。
むしろ、喧嘩した時でも隣や近くにいないと行けないので、最悪です。
まず、自分のお腹か胸の高さよりも、背の高い家具は置かないようにします。背の高い家具は圧迫感を与えてしまいます。
ロフトベッドは、スペースを有効活用できると思いがちですが、二人暮らしだと家具が多く、大きくなりがちなので、圧迫感を与えるだけになってしまいます。
他のスペースなどが狭くなったとしても、ベッドはダブルベッドを置くのをオススメします。部屋が7畳未満などの場合に、どうしてもダブルベッドを置けない場合には、セミダブルが良いでしょう。
また、ベッド下を収納として活用できるくらいの高さがあるベッドを選びます。
部屋が狭いから全ての家具をコンパクトにしようと、シングルベッドにしてしまうと、2人で寝るには窮屈すぎてストレスが溜まりやすいですし、疲れも取れにくくなります。
ベッド以外の家具類は、できるだけ最小限に、コンパクトになるようなものだけを置くようにします。
9畳以上あれば多少は、ゆとりがありますが、それより狭いのであれば、ソファーやテレビといった大きな家具などは諦めるようにします。
パソコンやタブレットがあるのであれば、それでYouTubeやHulu、Amazonプライムビデオなどを見ると良いでしょう。本は電子書籍にするのもありです。
テーブルは、75cm×75cmくらいのを1つ用意し、そこで食事をしたり、ノートパソコンを置いたりするのがコンパクトです。
ゲームなどをするために、大きなモニターがある場合には、120cm×75cmくらいのを1つ用意すると良いかもしれません。
テーブルが2つになってしまう場合には、大きめのを買うなどして、1つだけ置くようにします。
衣類は、クローゼットとベッド下の収納スペースに収まる程度にするのが基本です。室内に衣装ケースを1つ置いても良いかもしれませんが、なるべく家具を減らした方が部屋がスッキリして見えますし、居心地がよくなります。
できれば、10畳〜12畳以上あるのが望ましいです。
浴室乾燥機があれば、部屋干しする際に、室内に物干しを置く必要がなくなり、スペースを有効活用できます。
1Kでの同棲、二人暮らしは、どうしても『寝る』『食べる』だけに特化したような部屋になりがちであり、その他の時間は窮屈に感じることが多いです。
そのため、外出の頻度を増やし、広い空間でリフレッシュするのがオススメです。
一人専用のマンションや部屋で一緒に住んだり、一人で住むことを前提として契約した部屋で一緒に住むと、契約違反となり、大家さんや管理会社に見つかると最悪の場合、強制退去になるかもしれません。
ありますが、数はとても少ないです。SUUMOなどで、入居条件のルームシェア可という項目にチェックを入れて探せば見つかります。
私は今までに2つの1Kに住んでいたことがありますが、最初の方で紹介した写真の通り、脱衣所がなく、お風呂に入るときに廊下で着替えることになる1Kが多いかなと思います。
ただ、札幌でルームシェア可の1Kを検索してみると、脱衣所がある部屋が多いようです。