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直接法複合過去の基礎【フランス語・発音音声付き】

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直接法複合過去ってなに?

直接法複合過去と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、『昨日、服を買った』や『沖縄へ行ったことがある』などのように、単純に過去の出来事を説明するときに使う時制です。

なぜ複合過去と言うかといえば、特定の助動詞の直接法現在と過去分詞を組み合わせて使う時制なので『複合』と呼ばれているのです。

avoir』と『être』と作り方

直接法複合過去を作るとき、ほとんどの動詞は『avoir』を助動詞としますが、一部の動詞は『être』を助動詞とします。

Je suis arrivé à l'hôtel vers cinq heures du soir.

私は夕方5時頃にホテルに着いたよ

上の例文の場合、助動詞として『être』の直接法現在の1人称単数である『suis』が使われており、動詞は『着く』などを意味する『arriver』の過去分詞『arrivé』が使われています。

直接法複合過去を作る場合は、動詞の過去分詞の前に決まった助動詞の直接法現在形を置きます。この場合の助動詞は主語の人称と数に応じて活用し、動詞は、助動詞が『être』のとき、主語の性と数に応じて形が変化します。

J'ai recherché sur Internet des choses à faire à kyoto.

私はネットで京都の観光スポットを調べた

上の例文の場合、過去分詞『recherché』の前に、『avoir』の直接法現在の1人称単数を置くことで『調べた』と言う風に、過去の出来事を伝えています。

使い方

直接法複合過去の使い方を簡単に解説していきます。

過去の行為、出来事

直接法半過去と違い、直接法複合過去では、過去における継続ではない、あるいは、継続と捉えていない行為、出来事を伝えるのに使われます。

Le mois dernier, j'ai acheté un nouvel oreiller.

先月私は新しい枕を買った

上の例文では、『先月』という過去の時点において、『新しい枕を買った』という出来事を紹介しています。これは、1つの出来事にすぎず、継続していたものではありません。

次に紹介する使い方と区別するなら、単に過去の出来事を紹介するとき、過去の時点を意味する単語(昨日、先月など)を付けておいた方が良いかもしれません。

経験したこと

フランス語の直接法複合過去では、今までに経験したことを話すのにも使えます。これは英語の現在完了で経験を話すのと同じです。

Elle est allée deux fois à Okinawa.

彼女は2度沖縄へ行ったことがある

英語では、過去形と現在完了を区別しますが、フランス語では経験や完了した事を伝える時、単純な過去の出来事、全部、直接法複合過去で話します。

上の例文では『deux fois(2度・2回)』という回数を表す言葉を入れて、経験であることを明確にしていますが、単に行った日付を入れても、何もなかったとしても、経験を表すことはできるでしょう。

また、助動詞が『est (être)』であり、動詞は形を主語の性と数に一致させます。なので、動詞は男性単数形の『allé』ではなく、この場合『e』を追加して、女性単数形の『allée』としています。