スペイン語で何かと何かを比較する場合、ほとんどの形容詞などは形を変化させず、そのまま使いますが、一部の形容詞などは形を変化させて使います。
形が変化しない場合、補助的な副詞が必要です。
『〜よりも〜だ』というふうに比較する場合、形容詞などが比較変化しない場合、más を前に置き、比較変化する場合にはそのまま単独で置きます。また、比較の元となるものを示す場合には、比較の元の前に que を置きます。
それは、これよりも大きいね。
数学は、一年前よりも良い点数だった。
『〜よりも〜だ』の表現と同じ文の構造となりますが、形容詞などの前に置かれるのは menos となります。
この車は、その車ほど速くはない。
『〜の中で最も〜だ』と言う場合には、『定冠詞 + más + 形容詞 + de + グループ』の語順が基本です。比較変化しない形容詞の場合には、más は不要です。また、定冠詞は、主語の性と数によって変化します。
今年の夏は、ここ数年の中で最も暑かった。
『〜と同じくらい〜だ』と言う場合、『tan + 形容詞など + como + 比較対象』とするのが基本です。この表現では、形容詞や副詞は比較変化をしません。
スペイン語と同じくらい、フランス語もうまく話せます。