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料理・圧力鍋

パール金属の圧力鍋でのカレーの作り方と使い方

はじめに

この記事では、パール金属の圧力鍋『H-5042』というモデルを使用して解説しており、最新(2020年10月時点)のモデル『HB-3295』と操作方法がほんの少し異なることがあります(使用する材料、調理時間、水の量は同じです。)。


パール金属 圧力鍋 5.5L IH対応 3層底 切り替え式 レシピ付 クイックエコ H-5042 フラストレーション・フリー・パッケージ 発送


パール金属 圧力鍋 ステンレス 5.0L IH対応 3層底 切り替え式 プレミアムクイックエコHB-3295

注意点

  1. 誤った操作をすると非常に危険なので、説明書をよく読んで下さい。
  2. 必要な部品が全て取り付けられているか、それぞれの部品をきちんと洗っていることを確認してください。
  3. 加圧中は絶対に、フタを動かしたり、圧力を変更したりしないで下さい。
  4. 最大調理量(鍋の内側に線が引かれています)を超えないようにして下さい。
  5. カレールーを入れ、スープの粘性が高まった状態で、再加圧をしないで下さい。完成後に鍋で温める際は、圧力鍋用のフタではなく、通常のガラス蓋などを使用して下さい。

ポイント

ジャガイモ

ジャガイモは溶けやすいので、肉などと一緒に加圧調理せず、電子レンジなどで火を通しておき、肉などの加圧調理後に鍋に投入するのがオススメです。

炒める?

加圧時間にもよりますが、具材は炒めなくても十分に美味しく作れますので、具材と水を入れたら、フタをするだけです。

水の量

加圧調理すると、普通の鍋で調理した時よりも、水の蒸発量が少ないので、圧力鍋でカレーを作る際は、パッケージに記されている水の量よりも少なめにします(パッケージの量をそのまま入れると、水っぽいカレーになります)。

以下にいくつかの商品の、圧力鍋で作る場合の、水の量の早見表を用意してみました(普段、私が使っているルーは『バーモントカレー中辛』で、以下の水の量で作って、美味しく作れるのを確認済みです。ジャワカレーを使ったこともあり、以下の水の量で美味しく作れたように記憶しています)。

※こくまろ、ジャワカレー、バーモントカレーはそれぞれ、甘口、中辛、辛口に対応しています。それ以外のシリーズでは水の量が異なる場合があります。パッケージに書かれているグラム数と一致するかどうかご確認ください。

※この表は2019年1月26日に作成したものです。購入したパッケージに書かれている『フタありの場合の水の量』と以下の表の数値が一致しているか、よく確認して下さい。
※水の量の単位はmlです。

圧力鍋普通鍋
(フタあり)
こくまろ88g 5皿440600
こくまろ140g 4皿350500
こくまろ140g 8皿700850
ジャワ104g 5皿580650
ジャワ185g 4~5皿550600
ジャワ185g 9皿11001150
バーモント115g 6皿500750
バーモント230g 6皿500750
バーモント230g 12皿10001250

水の量の計算方法

早見表については、上記の表を見て頂くことにして、ここでは、上の表の水の量がどのように計算されたかを解説します。

式だけを書くと、以下のようになります。元となる数値はパッケージに書かれているものです。

(多い方の皿の数)−(少ない方の皿の数)=(多い方のフタありの水の量)−(少ない方のフタありの水の量)

バーモントカレー230gで式に当てはめてみると、

12皿 − 6皿 = 1250ml − 750ml
6皿 = 500ml

となります。12皿分は、単純に2倍の1000mlです。

この計算は、どの分量でも、同じ鍋で同じ時間煮て、水の蒸発量が同じであると仮定しています。

バーモントカレー230gの場合、6皿のフタありだと750ml必要で、水が250ml蒸発して、完成時には500mlが残るとなっています。12皿のフタありだと1250ml必要ですが、この時も250mlが蒸発すると、残り1000mlとなります。

6皿=500ml
12皿=1000ml

お皿の量も水の量も2倍ずつの関係性が成り立ち、1皿に必要な水の量も、6皿の時も12皿の時も同じになります。

加圧調理時間

ここで説明する『加圧調理時間』とは、高圧になってから、火を止めるまでの時間です。『火をつけてから、設定した圧力になるまで』と『火を止めてから、元の圧力に戻るまで』の時間は含まれていません。

以下、加圧調理時間別に、完成品がどんな風になるのかを、だいたいでご紹介していきます。なお、私が試したことがあるのは『15分』と『20分』の調理時間だけなので、その他は他サイトなどを参考にしたり、推測となります。

また、素材によって調理時間を変えた方が良い場合もあります。柔らかくなりにくい具材がある場合、調理時間を長めにしてみて下さい。

5分 … 他サイトで、圧力鍋でのカレーレシピを見ると、この調理時間が書かれていることが多いように思います。ただし、この調理時間の場合、事前に炒める作業が必要なようです。炒めずに、加圧調理時間を増やした方が楽チンかもしれません。

10分 … この時間を試したことが無いので、経験からの推測となりますが、完成品は、普通の鍋で普通に作るのと同じような柔らかさ、旨味となるでしょう。炒める作業は必要ないかもしれません。

15分 … 普通の鍋で普通に作るよりは、具材が柔らかく、旨味も増すように思います。

20分 … 私が普段、カレーを作る時はこの時間で作っており、個人的にはオススメの調理時間です。香りはそのままに、旨味が良い具合に溶け出しているので、作りたてでも、普通の鍋で普通に作った時の、一晩寝かせたのと変わらないくらいの美味しさです。

20分という調理時間は長いですが、炒める作業は必要ありませんし、わざわざ重たい圧力鍋で作るのでしたら、これくらいの調理時間で作るのがオススメです。

具材の用意

お好みの具材を用意します。今回は、以下を用意しました。

ジャガイモを使わないので、他の具材がやや多めです。

具材と水を入れる

具材を入れたら、具材が偏らないように少しかき混ぜると良いかもしれません。

水を入れたら、水面より上に具材がなるべく出ないように、具材の高さを揃えると良いでしょう。

フタを閉める

1、蓋の裏側にゴムパッキンをセットし、蒸気排出部分にゴミが詰まってないか、正常に部品が動くかどうかチェックします。

2、蓋と鍋本体の金属の出っ張り同士を合わせます。

3、蓋を水平に下ろし、歪んでないか確認します。

4、蓋を時計回りにずらし、取手部分をぴったり合わせます。そして、再度、ズレてないかを確認します。

圧力調整の部品の組み立て

1、一番大きな部品の裏側に、バネをセットします(このバネが無いと圧力がかからないかもしれません)。

2、1に黒い部品を乗せます。

3、最後に、青いゴムをセットします。ゴムには出っ張りがあるので、一番大きな部品の穴に合うようにセットします。

高圧にセット

具材が、柔らかくなりやすい野菜だけなら『低圧』でも良いのですが、お肉があるので『高圧』で調理していきます。

1、取手側の蒸気口にあるくぼみに、先ほど組み立てた部品を乗せて行きます。

2、まず、『取り外し』と書かれた方向に向きを合わせ、次に、『取り外し』と『蒸気 排出口』の間まで向きを変え、そこから、部品を押しながら『高圧』の向きに合わせます。

※ 火を付けてから、再び元の圧力に下がるまでは、この設定を無理に変更しないようご注意下さい。

高圧になるまで強火を維持

蒸気排出口(赤いピンではない方)から蒸気が出るまで、鍋底をはみ出さない程度に強火にします。

火をつけたら、少なくとも、高圧状態になるまでは、鍋から目を離さないことをオススメします。

高圧状態になっても、強火を維持するのは危険です(高圧よりも更に圧力が高まっていき、安全装置が働くか、最悪の場合、鍋が壊れる危険があります)。

加圧開始

取手と反対側から蒸気が出てきて、赤いピンが上がったら、鍋内部の加圧が開始されます。この時点ではまだ、高圧ではないので、取手側の蒸気口から蒸気が出てくるまで少し待ちます。

高圧状態

取手側の蒸気口から蒸気が出てきたら、内部は高圧になっているので、弱火にします。

自然冷却

高圧状態になってから、予め決めておいた調理時間が経過したら、火を止め、自然に圧力が元に戻るまで待ち、赤いピンが下がるまで待ちます。

参考までに、5.5Lの圧力鍋で12皿分を作った場合、火を止めてから圧力が完全に元に戻るまで、だいたい15分程かかります。

フタを開ける

まず、赤いピンが下がり、圧力が下がっていることを確認します。

先ほども書いた通り、火を止めてから15分か20分もすれば、自然と赤いピンが下がりますが、この部分の掃除が不完全だと、圧力が下がっていても、赤いピンが自然と下がらないことがあります。

なので、火を止めてから20分が経過しても、赤いピンが下がってない場合は、軽く、赤いピンを箸なのでつついてみてください。

次に、『高圧』から『蒸気 排出口』に設定を切り替え、蒸気が完全に排出されたことを確認します。

最後に、フタを閉めた時とは逆の手順でフタを開けますが、フタを開ける際に水などが垂れることがあるので注意します。

また、ゴムパッキンの溝にも水などが溜まるので、これにも注意しながらフタを開けて下さい。

ルーを入れる

フタ開けてからの手順は、普通の鍋で作る時と一緒です。

まず、お肉同士がくっついていることがあるので、優しくほぐしつつ、かき混ぜます。そして、ルーを入れて、トロみがつくまで温めて完成です。